2016年12月20日 (火)

鹿島アントラーズの応援に幸せな日々

1111123日の川崎フロンターレとのチャンピオンシップ(CS)準決勝に始まり、1218日のレアル・マドリードとのクラブワールドカップ(CWC)決勝に至るまで夢のような、7試合、25日間でした。2ndシーズンの終盤は4連敗に沈み、年間順位では3位、しかも1位の浦和レッズには勝ち点を15も離されるという不甲斐ない成績で終わり、リーグチャンピオンには輝いたものの、一抹の不満足を感じたものでした。しかしながら、そのCSCWCでは、常に攻撃力で上回る相手に対して挑戦者として戦うという姿勢が試合ごとにチーム力をより強くしていったように感じました。CWCでは開催国枠の出場でしたが、むしろ、それだからこそトーナメント表の最下層から這い上がって、オセアニア、アフリカ、南米の各大陸チャンピオンを倒してきた軌跡に誇らしいものを感じるのです。

 

決勝でのレアル・マドリードの強さは本物でした。GK曽ヶ端とDF昌子のディフェンスに手に汗を握り、MF柴崎の2ゴールに沸き、一時は2-1とリードし、後半アディショナルタイムではあわや決勝点かというMF遠藤のシュートもありましたが、結局は延長戦で力尽きました。あと一歩までレアルを追い詰めたものの、同時にその一歩の大きさも思い知らされた決勝戦でした。世界の壁が厚いものであることを改めて思い知るとともに、来シーズンではアジアチャンピオンリーグ(ACL)での優勝と再度のCWCへの挑戦こそが選手、スタッフ、サポ共通の目標として持つことができたと思います。来シーズンはMF柴崎を含めてこのCWCで活躍した何人かの選手が欧州への移籍を果たすでしょう。一方で、大型の補強も確実視されています。戦力的に劣ることはないと思われますが、今回の連戦で獲得した「チームでとことん激しく戦う姿勢」の維持はそう簡単ではないでしょう。年間を通じて過密日程も懸念されますが、全ての試合、どんな相手に対しても全力を出しきってもらいたいと思います。

 

と、来シーズンの前に週末24日には天皇杯準々決勝(対サンフレッチェ広島戦)が開催されます。残念ながらカシスタには駆けつけられませんがTVの前で応援します。選手たちの疲労は極限にまで溜まっているでしょうが、元旦までの3連戦に全力を尽くし、主要タイトル19冠目を獲得してもらいましょう。アントラーズサポーターであることの幸せと誇りをもう少し味あわせてもらうことにします。

 

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2014年12月 8日 (月)

Jリーグ2014年シーズンの終了

L 土曜日、J1リーグの2014年シーズンがガンバ大阪の優勝をもって終わりました(正確には大雪で順延していた新潟・柏戦が開催された本日をもって)。一昨年のJ2への降格から、昨年のJ2ぶっちぎり優勝、そして今年は昇格1年目にして、とりわけ後半は圧倒的な強さを発揮したガンバは見事でした。おめでとうございます!

応援をしているアントラーズは最終節まで優勝の可能性を残しましたが、最終の鳥栖戦に敗退し、逆転優勝を逃しました。スポーツの結果に「たら・れば」を持ち出すことは空しさが増すだけなので、ここは力が一歩及ばなかったことを潔く認めるしかありません。

むしろ、今年は世代交代が順調に進み、若い選手たちの成長と躍動を目の前で見ることができたことが大きな喜びでした。すでにチームの中心となっているMF柴崎を先頭に、DF昌子、DF植田、MF土居、MFカイオ、MF豊川など二十歳そこそこの選手たちが大活躍をしました。加えて、MF小笠原、MF本山、GK曽ヶ端らのベテラン、DF西、DF山本、MF遠藤らの中堅も健在です。セレーゾ監督の続投も早々と決まっており、来シーズンは若鹿たちの経験値の上積みによる黄金時代の再来が今から楽しみです。不安要素は柴崎の海外移籍の可能性ですが、その時は快く送り出しましょう。

一方で、MF中田浩二が今シーズンをもって引退しました。仙台のFW柳沢、水戸のFW鈴木隆行も含めてアントラーズの第2期黄金期を築いてきた名選手たちの引退は淋しいことですが、今後の新しい持ち場での活躍を祈りたいと思います。お疲れさまでした。

来年の楽しみのもう一つが、ACL(アジア・チャンピオンズ・リーグ)への2011年以来4年ぶりの参加です。もし、G大阪が天皇杯も制したらリーグ3位のアントラーズは無条件、もし決勝で山形に敗れたらプレーオフに回ることになりますので(日本の枠は3.5)、ここは悔しいですがぜひガンバに三冠を獲得してもらいましょう。

来シーズンは、若い力でリーグ年間優勝と共に、ACLの頂点も目指してもらいましょう。スタジアムに行くのも楽しみです。それまでは、ストーブリーグに注目です。セレッソの選手たちはどこへ散っていくのだろう?

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2014年3月 2日 (日)

今年もJ1開幕!

気が付いたら、1年以上も更新を怠っていました。公私ともにかなり多忙であったとはいえ、あまりにも手抜きの放置プレイもほどほどにせねばと、たまには気楽に書き込んでみますか・・・。

異常な寒さと降雪に見舞われた今冬も急に温(ぬる)くなってきました。季節は必ず巡ってくるものなのですね。情緒的には不思議と言えば不思議、科学的には当たり前といえば当たり前です。

で、春といえばJ1の開幕です。アントラーズは開幕戦で甲府に4-0で勝利しました。FW大迫のドイツ移籍、補強の失敗、若手の伸び悩み、プレシーズンマッチでの不調、等々により今シーズンの前評価は低く、サッカー誌エル・ゴラッソの各チーム番記者たち(18名)による平均評価は11位です(しかも降格候補に挙げていた記者が3名!)。確かに、広島、浦和、柏、C大阪などの優勝候補に比べれば特に期待できるようなインパクトがありませんね。

さて、そんな低評価のアントラーズが開幕戦に勝利しました。録画観戦でしたが、まだまだ選手間の連携は悪く、ミスが目立ち、押し込まれることも多く、流れからの得点チャンスは少なかったですが、それでも、若手主体で臨んでの勝利の意義は大きいです。先発のMF土井(21)、MF豊川(19)、DF昌子(21)、DF伊東(20)、途中出場のDF植田(19)らにとっては大きな実践経験と勝利体験となったことでしょう。更にベンチにはFW赤崎(22)、MF梅鉢(21)が控えます。DF西や今シーズンの活躍が期待されているDF前野、MF中村(充)らさえもベンチ外に追いやってしまう若手選手層の厚みは大きな潜在力であり、競争原理が働くことで、今後、いっそうの強さと活気をチームにもたらすことでしょう。

まだ一試合終わっただけですが、前評判を覆す勝利の積み重ねを期待しています。

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2012年11月 3日 (土)

アントラーズ、ナビスコ杯連覇!

121103 今シーズンは開幕ダッシュに失敗して以来、不調が続いている鹿島アントラーズですが、ようやくタイトルの一つを獲ることが出来ました。試合内容は、攻め込む清水エスパルスに対して120分間を通し、殆どカウンター頼りで、決して満足できるものではありませんでしたが、結果が全てのタイトル戦での勝利経験は大きな財産となることでしょう。しかも、柴崎岳による2ゴールは来期以降のアントラーズに大きな期待を抱かせるものです。

今シーズンは、監督と世代の交代期が重なり、フォーメーションにも試行錯誤が続きました。選手間の連携や距離感にも熟成を欠き、攻撃も守備も実に不安定でした。このナビスコ連覇により、ジョルジーニョ体制の継続もほぼ決まりでしょう。才能溢れる若い選手たちと共に、再び黄金期を築いてもらいたいものです。

その前に、今シーズンはまだ天皇杯が残っています。更にその前に、中3日でのJ1第31節、大宮戦が待ち構えています。相手は休養十分ですが、ここは降格圏脱出のための正念場です。頑張れ!

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2012年4月29日 (日)

J1第8節、G大阪を圧倒!強さは本物か?

1204288 今日のカシマスタジアムは、快晴、気温15℃、湿度71%、弱風と、絶好の観戦日和でした。結果も上出来です。再建途上中とはいえ、あのガンバ大阪を相手に5-0の快勝。ホーム側はほとんどお祭り状態でした。

前半は押し込まれた時間帯もありましたが、42分に好調のMF遠藤康が先制すると、あとは一方的な展開になりました。後半の8分にはFW興梠の見事なターンによる追加点、26分にはFW大迫に待望の初ゴール。選手たちが彼を抱きかかえて祝福していました。皆も嬉しかったのですね。40分過ぎ、通常ならカシマるところですが、44分にMF本山、48分に大迫の2点目と、最後まで攻撃の手を緩めませんでした。後半、ガンバは前がかりになったこともあり、守備陣はイエローを乱発しながら崩壊していきました。

勝因は、ガンバの自滅もありますが、何といっても球際の強さと攻守の切り替えの速さでしょう。キャプテン小笠原の気迫と闘志溢れるプレーがチーム全体に乗り移ったようでした。全員が躊躇なくボールを奪いに相手にぶつかっていきます。まるで激しさこそが勝利に結びつくことを選手全員が共通認識したようです。これもジョルジーニョ効果でしょうか?

布陣を、前節のセレッソ戦後半で成功した攻撃的なダイヤモンド型にしたことに一抹の不安を抱きましたが全く杞憂に終わりました。アンカーのMF柴崎はプレッシャーを簡単にかわしながらボールをさばきます。19才のテク二シャンは昨年に比べていっそう成長していました。前線の興梠、大迫、ドゥトラは絶好調で、相手守備陣を翻弄し、同時に守備にも献身的に貢献をしていました。ましてや、あのFWジュニーニョが終盤に登場するのですから今後の相手チームは守備的にならざるをえないでしょう。前節と今日の試合は相手に恐怖心を抱かせ、アントラーズが精神的にも優位に立てる良いデモンストレーションになったと思います。

今日は交代策も見事でした。後半21分に連休中の過密日程を考慮したのでしょう、小笠原を下げMF青木をアンカーの位置に、そして、柴崎を右SHに移しました。残念ながらボールに絡む機会は少なかったのですが、前のスペースを突く構えを何度も見せていました。32分にはドゥトラから本山に交代。その本山が追加点です。ベテランの活躍は嬉しいものです。

どうやら、アントラーズは序盤の監督ならびに戦術移行期を乗り越えたようです。試合毎の先発布陣も楽しみです。今日は怪我から癒えたDF中田浩二もベンチに入っていました。DF山村が必死に相手にぶつかりながら素晴らしいパフォーマンスを見せていたのも、次節には熾烈なポジション争いが待っているからでしょう。近日中には昨年の夏の怪我以来リハビリを続けてきたMF本田拓也も戻ってきます。日本代表のMF増田でさえベンチ外という豊富なタレント群、厳しいポジション争いと相俟って、積極的に若手を起用するジョルジーニョ監督の方針がもたらす相乗効果がこれからますますチームを強くしていくことでしょう。連休中の過密日程やナビスコカップとの連戦は大いに望むところです。

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2012年3月10日 (土)

J1とブログの開幕

本日J1が開幕・・・、ということで、このブログも長いオフシーズンを終えて、本日開幕。といっても、今後の更新頻度は成り行き任せです。

120310 その開幕戦、我らのアントラーズは残念ながらアウェイでベガルタ仙台に1-0で敗北。仙台の選手たちの瞬発力とボールへの寄せのスピードが鹿島の選手たちを大きく上回っていました。点差以上の完敗です。ダイヤモンド型の4-4-2布陣やベテランと若手の融合を含めて、ジョルジーニョ監督による改革はまだ始まったばかりのようです。一喜一憂することなく、長い目で見守ることにしましょう。良かったのは川崎から移籍したジュニーニョの軽快な動きでした。小笠原も健在です。両SB(新井場とアレックス)も度々の駆け上がりを見せていました。今後、他の攻撃陣との連携の深まりが楽しみです。

土曜日はずっと予定が詰まっているので、スタジアム観戦はしばらくお預けです。季節が良くなったら、また、あの臨場感の只中に浸りたいものです。

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2011年3月 7日 (月)

Jリーグの開幕

110307 週末に今シーズンのJリーグが開幕しました。サッカーファンにとっては楽しみな毎週末がやってきます。下馬評での優勝候補はもっぱら昨年からの連覇を狙う名古屋グランパスとACLを同時に戦える陣容にすべく補強を施した鹿島アントラーズの両チームです。豊富な攻撃タレントを揃えるG大阪、C大阪、再起にかける浦和レッズの力もあなどれません。アントラーズファンとしては、鳴り物入りで獲得したFWカルロンが仙台に移籍したマルキーニョスの抜けた穴を埋められるか、即戦力として移籍してきたMF本田拓、DF西、DFアレックスらによるチーム内ポジション争いの激化、山形から復帰しFW田代、MF増田の活躍、そして高卒ルーキーのMF柴崎、MF梅鉢、DF昌子らの成長と多くの楽しみがあります。

そのアントラーズの大宮アルティージャとの開幕戦は3-3のドローに終わりました(録画観戦)。前半のちぐはぐな攻撃と連携の悪さは後半にはかなり持ち直したとはいえ思わぬ乱打戦になってしまい、ロスタイムにようやく相手オウンゴールで同点に持ち込むのが精一杯でした。得点をしたのが伊野波、岩政の両DFFW陣は相変わらず決定機を逃し続けていました。交代をもう少し早くしていればという不満は残りますが、まだ初戦ゆえ下を向く必要はないでしょう。小笠原、野沢ら昨年からの主軸とカルロンを始めとする移籍加入選手たちの連携等が機能し始めるまでには多少時間もかかるでしょう。

また、先週のACL初戦ではアウェイの上海申花戦でラフプレーに苦しめられながら0-0のドローに終わりました。怪我人が出なかっただけでも幸いだったと思うことにしましょう。リーグ戦、ACL共にこれからのチーム力上昇に期待です。開幕戦ではC大阪と浦和が初戦敗北、名古屋は引き分け発進という波乱含みのスタートです。リーグ戦はこれからますます熱くなっていくでしょう。今シーズンもスタジアムで早く生の雰囲気と興奮を味わいたいものです。

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2011年1月30日 (日)

AFCアジア杯優勝!

110130 AFCアジア杯の熱戦から一夜明けてTVは優勝を喜ぶ人々の声で溢れています。あれ?日本人てこんなにもサッカーが好きだったっけ?振り返ってみれば2002年の日韓W杯を契機にサッカーそのものというよりは日本代表への思いれが熱くなってきたように感じます。

さて、昨夜の決勝戦はそれまでのカタール戦や韓国戦といった厳しい戦いにもまして汗を握るものでした。大柄なオーストラリア選手の迫力ある攻撃に、ひたすらクリアで耐える重苦しさの果てにFW李忠成の歓喜のゴールが待っていました。彼の弓矢のパフォーマンスはサンフレッチェ広島でお馴染みです。MF柏木がピッチに立っていたら一緒にポーズを取れたかもしれないのに・・・。

今回の優勝という結果は一人のサッカーファンとして勿論嬉しいことですが、それ以上に将来に向けて多くのことを獲得出来たように思います。まず第一に、ザッケローニ監督が半年前の就任以来口に出し続けている「チームの成長」を実感出来たこと。そのことによって監督、選手、スタッフ、サポーター間の一層の信頼関係が築けたように思います。第二は勝者のメンタリティの獲得。単に各試合での逆転勝利への原動力となるだけではなく、Jリーグで鹿島やG大阪が強いのは、揺るぎのないチームの戦略と戦術が勝つことへの確信と結び付いているからです。

そして第三が2013年のブラジルで開催されるFIFAコンフェデレーション杯への出場権獲得です。各大陸杯の勝者が集まるこの大会は翌年のW杯へのまたとない準備・強化試合となるでしょう。

アントラーズファンの一人として嬉しかったことは、今回の大会でDF岩政、DF伊野波、MF本田(拓)の3人が出場し、それぞれに活躍し、また課題も見つけたことです。このことは今シーズンこそACLのタイトルを狙うチームにとってまたとない経験値の積み上げとなりました。FWカルロン、SB西、MF本田(拓)、SBアレックスの新加入、FW田代、MF増田の復帰も含めてACLを戦える強力布陣となった今シーズンの開幕が楽しみです。内田篤人もドイツで頑張れ!

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2010年12月 5日 (日)

2010年度リーグ戦の終了

101205fc 昨日の第34節をもって今シーズンのJ1&J2リーグ戦が終了しました。今年も最後に「FC東京のJ2降格」という大きなドラマが待っていました。逆転で残留を勝ち獲ったヴィッセル神戸の追い上げは素晴らしく、ここ何試合かの選手たちの必死のプレイはまさに残留に相応しいものでした。一方のFC東京は多くの代表選手あるいは代表候補を抱えながらも迫力と決定力に欠けていました。これで東京にJ1チームはなくなってしまいましたが、来季はせめてヴェルディとのJ2東京ダービーを盛り上げてもらいましょう。また、千葉、湘南と共に一年で復帰してもらいたいと思います。なお、FC東京が今オフの草刈り場になるであろうことはすでに言われています。MF今野をはじめ、MF石川、MF羽生といった中堅だけでなく、MF梶山、GK権田、MF米本といった魅力的な若手たちにもあちこちから手が伸びてくるでしょう。

鹿島アントラーズは残念ながら4位に終わり、ACLへの自動出場権を逃してしまいました(まだ天皇杯の結果次第ですが)。リーグ3連覇という偉業を成し遂げたメンバーをそのまま中心としたチームに疲労破壊が生じてきたようです。優勝は逃したものの、ずっと上位に居続け、最終的に4位という結果も立派な成績かもしれませんが、「普通に強い」チームとなった今、これまで与えられてきた「王者」という称号は返納せざるをえません。今シーズンは何回かスタジアムに足を運び、実況あるいは録画でのTV中継を見てきましたが、特にリーグ後半において明らかに動きが鈍っていました。シーズン開幕前のゼロックス杯にはじまり、リーグ戦、ACL、カップ戦、天皇杯予選が重なる過密日程の中でMF小笠原を始めとする中心固定メンバーの疲労が極度に蓄積されていったものと思われます。

来季はタイトル取得とローテーション制での若手の積極活用による世代交代の準備を同時に狙わなければならないという、今シーズンに比べていっそう困難な目標を達成せねばなりませんが、一方では大きな楽しみでもあります。

リーグ戦は終了したものの、シーズンが終わった訳ではありません。天皇杯に3連勝し、優勝とACL出場権を!

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2010年11月21日 (日)

名古屋グランパスのJ1制覇

101120 今シーズンのJ13試合を残して名古屋グランパスが優勝しました。おめでとうございます。鹿サポとしては残念ですが、今年の他チームのパフォーマンスを見る限り名古屋の独走もやむを得なかったものと感じます。鹿島は昨シーズンまでの力が明らかに弱まり、G大阪と川崎は怪我人に泣かされ、また外国人選手への期待も外れました。清水や広島は例年の如く途中で失速、C大阪や新潟の活躍には目を見張るものもありましたがトップグループには至りませんでした。

名古屋はずっと追いかけて見ていた訳ではありませんが、大型補強が成功したばかりでなく、ストイッコビッチ監督を中心とした攻撃的で魅力あるチームですね。来シーズンもDF槙野(広島)、MF藤本(清水)などの獲得を狙っているとのことで、いっそうの陣容の強化が図られそうです。新たな王者の出現によって、ライバルたちの切磋琢磨と全体のレベル底上げを期待したいと思います。

ちなみに、データによると名古屋瑞穂競技場でのホームゲームでの観客数はここ数年、平均約19千人以下となっています。これは地方都市新潟(3万人以上)や交通不便な鹿島(21千人)に比べると大都市名古屋圏で唯一のJチームとしては明らかに少なすぎます。名古屋でスポーツといえばはやり中日ドラゴンズなのでしょうか?今回の優勝が名古屋での観客数増大、ひいてはJリーグ全体の活性化に繋がればと思います。

名古屋の主力メンバーにはどういう訳か玉田圭司(習志野高校)、中村直志、小川佳純、阿部翔平(市立船橋)、闘莉王(渋谷幕張)といった千葉出身者が多く集まっています。彼らの活躍が千葉のサッカー少年たちの夢を育むと嬉しいですね。

アントラーズも下を向いている余裕はありません。ACL出場権のかかった3位以内と、天皇杯に向けて底力を見せて欲しいものです。

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