鹿島アントラーズの応援に幸せな日々
11月23日の川崎フロンターレとのチャンピオンシップ(CS)準決勝に始まり、12月18日のレアル・マドリードとのクラブワールドカップ(CWC)決勝に至るまで夢のような、7試合、25日間でした。2ndシーズンの終盤は4連敗に沈み、年間順位では3位、しかも1位の浦和レッズには勝ち点を15も離されるという不甲斐ない成績で終わり、リーグチャンピオンには輝いたものの、一抹の不満足を感じたものでした。しかしながら、そのCSとCWCでは、常に攻撃力で上回る相手に対して挑戦者として戦うという姿勢が試合ごとにチーム力をより強くしていったように感じました。CWCでは開催国枠の出場でしたが、むしろ、それだからこそトーナメント表の最下層から這い上がって、オセアニア、アフリカ、南米の各大陸チャンピオンを倒してきた軌跡に誇らしいものを感じるのです。
決勝でのレアル・マドリードの強さは本物でした。GK曽ヶ端とDF昌子のディフェンスに手に汗を握り、MF柴崎の2ゴールに沸き、一時は2-1とリードし、後半アディショナルタイムではあわや決勝点かというMF遠藤のシュートもありましたが、結局は延長戦で力尽きました。あと一歩までレアルを追い詰めたものの、同時にその一歩の大きさも思い知らされた決勝戦でした。世界の壁が厚いものであることを改めて思い知るとともに、来シーズンではアジアチャンピオンリーグ(ACL)での優勝と再度のCWCへの挑戦こそが選手、スタッフ、サポ共通の目標として持つことができたと思います。来シーズンはMF柴崎を含めてこのCWCで活躍した何人かの選手が欧州への移籍を果たすでしょう。一方で、大型の補強も確実視されています。戦力的に劣ることはないと思われますが、今回の連戦で獲得した「チームでとことん激しく戦う姿勢」の維持はそう簡単ではないでしょう。年間を通じて過密日程も懸念されますが、全ての試合、どんな相手に対しても全力を出しきってもらいたいと思います。
と、来シーズンの前に週末24日には天皇杯準々決勝(対サンフレッチェ広島戦)が開催されます。残念ながらカシスタには駆けつけられませんがTVの前で応援します。選手たちの疲労は極限にまで溜まっているでしょうが、元旦までの3連戦に全力を尽くし、主要タイトル19冠目を獲得してもらいましょう。アントラーズサポーターであることの幸せと誇りをもう少し味あわせてもらうことにします。
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