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2012年6月 6日 (水)

タシケントは夏盛り

120531tas 2年半ぶりにウズベキスタンのタシケントの街を訪れました。気温は30℃を超え、すでに真夏のシーズンに入ろうとしています。しかし、中央アジア特有の湿度の低さにより木陰や建物内で不快な暑さを感じることは殆どありません。

通りには洒落た商店やレストランが更に増えました。人々の表情は明るく、行動は活気に満ちています。あちこちで新築工事が行われ、大通りには新車が行き交います。十数年間にわたってこの国を眺めてきましたが、着実な発展を遂げているようです。

悠久の歴史と共に歩んできた国だけに、変わらない部分も多々あります。そんな場面を見つけた時に、むしろほっと安心する自分がいます。

今回、驚いたことの一つは、国内幹線(サマルカンド、ブハラ、フェルガナ等々)が全てエアバスあるいはボーイングの機材に替わっていたことでした。かつて散々お世話になった、AN24AN36YK40TU134等はタシケント空港から全く姿を消していました。タシケント空港には国内専用ターミナルも新設されていました。この国はメリハリをつけたインフラ投資に力を注いでいるようです。こうして、ロシア、韓国、トルコ、マレーシア、中国、等々、周辺国の資本や人々がますます流入し、国際化が進んでいます。日本の企業は経済リスクを恐れ、相変わらず二の足を踏んでいるようです。

友人たちは再会を喜んでくれました。今はfacebookで簡単に繋がる世界だけに、長いブランクをあまり感じさせません。ウズベキスタンでもfacebookは流行していて、かつての友人やスタッフたちがいつまでも身近にいる感じです。次は、山々と緑に囲まれた、懐かしのフェルガナ地方を訪れてみたいと思っています。

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