« 「成川美術館」 @元箱根 | トップページ | 「レ・ミゼラブル(レミズ)」25周年記念コンサート »

2011年6月 5日 (日)

プーシキン美術館 @MOSCOW

110604matisse_2 モスクワの休日、前回のトレチャコフ美術館に続いて今回再訪したのはプーシキン美術館です。トレチャコフがロシア絵画を中心としている一方で、プーシキンは中世から近代にかけてのヨーロッパ絵画を大量に収蔵しています。とりわけ私たちに馴染み深い印象派を中心とした近代ヨーロッパの絵画は別館に「19-20世紀ヨーロッパとアメリカ作品展」として纏められていてとても見やすくなっています。

展示は階ごとに大きく3つに分けられています。1階がコローやミレー、クールベらの自然を中心に描いた19世紀のフランス写実絵画群、2階がドガ、モネ、ロートレック、ピサロ、シスレー、ルノアール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンといったパリのオルセー美術館も顔負けの印象派ならびに後期印象派の作品群、そして3階がマチス、ドランらのフォービズム、ピカソ、ブラックらのキュピズム、更にデュフィ、カンディンスキー、シャガール、アンリ・ルソーといった鮮やかできらびやかな20世紀絵画作品群が展示されています。それぞれに色彩、光、形などが実に個性的、かつ概して明るい絵が多く、観る者を幸福な気分にしてくれます。前回のトレチャコフでは「座るデーモン」の絶望感に気持ちが寄せられましたが、今回はルノアールの描くふくよかな少女たちやマチスの金魚のとぼけた表情などに思わず笑みがこぼれます。向き合うことによって想像力と好奇心の発揮を刺激される、そんな絵画とこれからも出会えていけたらと思います。

110604pushkin_2 

|

« 「成川美術館」 @元箱根 | トップページ | 「レ・ミゼラブル(レミズ)」25周年記念コンサート »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/161527/51856934

この記事へのトラックバック一覧です: プーシキン美術館 @MOSCOW:

« 「成川美術館」 @元箱根 | トップページ | 「レ・ミゼラブル(レミズ)」25周年記念コンサート »