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2011年1月30日 (日)

AFCアジア杯優勝!

110130 AFCアジア杯の熱戦から一夜明けてTVは優勝を喜ぶ人々の声で溢れています。あれ?日本人てこんなにもサッカーが好きだったっけ?振り返ってみれば2002年の日韓W杯を契機にサッカーそのものというよりは日本代表への思いれが熱くなってきたように感じます。

さて、昨夜の決勝戦はそれまでのカタール戦や韓国戦といった厳しい戦いにもまして汗を握るものでした。大柄なオーストラリア選手の迫力ある攻撃に、ひたすらクリアで耐える重苦しさの果てにFW李忠成の歓喜のゴールが待っていました。彼の弓矢のパフォーマンスはサンフレッチェ広島でお馴染みです。MF柏木がピッチに立っていたら一緒にポーズを取れたかもしれないのに・・・。

今回の優勝という結果は一人のサッカーファンとして勿論嬉しいことですが、それ以上に将来に向けて多くのことを獲得出来たように思います。まず第一に、ザッケローニ監督が半年前の就任以来口に出し続けている「チームの成長」を実感出来たこと。そのことによって監督、選手、スタッフ、サポーター間の一層の信頼関係が築けたように思います。第二は勝者のメンタリティの獲得。単に各試合での逆転勝利への原動力となるだけではなく、Jリーグで鹿島やG大阪が強いのは、揺るぎのないチームの戦略と戦術が勝つことへの確信と結び付いているからです。

そして第三が2013年のブラジルで開催されるFIFAコンフェデレーション杯への出場権獲得です。各大陸杯の勝者が集まるこの大会は翌年のW杯へのまたとない準備・強化試合となるでしょう。

アントラーズファンの一人として嬉しかったことは、今回の大会でDF岩政、DF伊野波、MF本田(拓)の3人が出場し、それぞれに活躍し、また課題も見つけたことです。このことは今シーズンこそACLのタイトルを狙うチームにとってまたとない経験値の積み上げとなりました。FWカルロン、SB西、MF本田(拓)、SBアレックスの新加入、FW田代、MF増田の復帰も含めてACLを戦える強力布陣となった今シーズンの開幕が楽しみです。内田篤人もドイツで頑張れ!

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2011年1月 7日 (金)

ホキ美術館・写実絵画の殿堂

110107 昨年11月に開館したばかりのホキ美術館(千葉市緑区土気)に行ってきました。日本でも初めての試みという、約165点(所蔵は40作家、300点とのこと)の写実絵画ばかりを展示した専門美術館です。

いやぁ、実に面白くユニークな美術館です。まず。長く、ゆるやかな曲線を描いた5層、8区画の展示空間の斬新さと柔らかな採光に驚かされます。作品によって外光、LEDあるいはハロゲン照明を使い分けているとのことです。最終の第8ギャラリーでの鮮やかな趣の転換にも驚かされます。箱形の展示室のそのものが強度を持った構造躯体となっており、それが3段に積み重ねられています。外観も内側からの眺めも独特で、隣接した昭和の森公園の緑も借景として採り入れられています。

さて、展示品についても精緻さとその微細な仕上がりぶりに驚かされます。人物画、風景画、静物画に拘わらず、数メートル離れたところからの眺めはまるで写真のようです。いや、平面的、単眼的な写真よりも、作者の視点や心象を加えて更に多面的、複合的と言えるかもしれません。一方、数十センチの近接地点から観察するとそこにはまた別の様々の表情があります。髪の毛やほつれた糸の一本一本や布地の細かい目に至るまでの精緻さを極めたものや、一方で計算されつくした点描、あるいは遠景での柔らかさを発揮するための微妙なグラデーションなど、様々なマジックが仕掛けられているようです。写実の美を堪能すると共に、驚きと発見の連続に思わず「やられた」と苦笑することしきりでした。

写実画の世界でも、これほどまでに作者の思い入れと、圧倒的な職人芸を反映した作品群を目の前にすると、もはや驚きを越えて感動になります。それらの極めて効果的な展示を可能とした当美術館には今後も更に所蔵品の展示や海外作品の紹介にも努めてもらいたいと思います。

新聞や雑誌、TVでも採り上げられているので(今夜の日経夕刊にも大きく広告が掲載されていました)興味を持たれた方も多いでしょう。是非お出かけ下さい。お薦めです!

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