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2010年11月24日 (水)

今年も白鳥の季節 @本埜村

1011241_2 はるばるシベリアから飛来した白鳥の群れが今年も本埜村の田園の一区画で冬を越そうとしています。1992年以来とのことですから、すでに19年目になります。北総の冬の風物詩のひとつとしてすっかり定着した感がありますが、地元の皆さんの弛まぬご苦労と努力があってこそのことです(詳細は過去記事参照)。

白鳥の寿命は約15年とのことですから、すでに2世、3世の時代になっているのでしょう。群れに混じっている灰色の白鳥はその年に生まれた子供とのことです。日本各地に散らばる白鳥飛来地の中では最も規模の小さい溜まり場の一つでしょうが、ここで過ごし慣れた白鳥家族たちにとってはかけがえのないない安住の地なのでしょうね。

今日の昼間は200羽ほどがのんびりと羽根を休めていましたが、暮までにはどのくらい集まるのでしょうか?数年前は1300羽にも達し、夕方の餌付けの際の賑やかさや、離着陸を繰り返す空中ショーはとても見応えがありました。今年もちょくちょく覗きにいってみることにします。

過去記事

20081120日 「今年も白鳥飛来@本埜村」

2007129日 「本埜村に白鳥がやってきた」

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2010年11月21日 (日)

名古屋グランパスのJ1制覇

101120 今シーズンのJ13試合を残して名古屋グランパスが優勝しました。おめでとうございます。鹿サポとしては残念ですが、今年の他チームのパフォーマンスを見る限り名古屋の独走もやむを得なかったものと感じます。鹿島は昨シーズンまでの力が明らかに弱まり、G大阪と川崎は怪我人に泣かされ、また外国人選手への期待も外れました。清水や広島は例年の如く途中で失速、C大阪や新潟の活躍には目を見張るものもありましたがトップグループには至りませんでした。

名古屋はずっと追いかけて見ていた訳ではありませんが、大型補強が成功したばかりでなく、ストイッコビッチ監督を中心とした攻撃的で魅力あるチームですね。来シーズンもDF槙野(広島)、MF藤本(清水)などの獲得を狙っているとのことで、いっそうの陣容の強化が図られそうです。新たな王者の出現によって、ライバルたちの切磋琢磨と全体のレベル底上げを期待したいと思います。

ちなみに、データによると名古屋瑞穂競技場でのホームゲームでの観客数はここ数年、平均約19千人以下となっています。これは地方都市新潟(3万人以上)や交通不便な鹿島(21千人)に比べると大都市名古屋圏で唯一のJチームとしては明らかに少なすぎます。名古屋でスポーツといえばはやり中日ドラゴンズなのでしょうか?今回の優勝が名古屋での観客数増大、ひいてはJリーグ全体の活性化に繋がればと思います。

名古屋の主力メンバーにはどういう訳か玉田圭司(習志野高校)、中村直志、小川佳純、阿部翔平(市立船橋)、闘莉王(渋谷幕張)といった千葉出身者が多く集まっています。彼らの活躍が千葉のサッカー少年たちの夢を育むと嬉しいですね。

アントラーズも下を向いている余裕はありません。ACL出場権のかかった3位以内と、天皇杯に向けて底力を見せて欲しいものです。

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2010年11月17日 (水)

房総半島の遅い秋

101116 小春日和に誘われて、久留里城、亀山湖、養老渓谷と房総半島の内陸部を巡ってきました。紅葉前線はやっとこれらの名所を僅かに染め始めたというところです(1116日現在)。しかし、私は鮮やかなモミジの朱色よりも、むしろ黄色や橙色が入り混じった絨毯のような淡い景色の方が好みですね。街を歩いていても、イチョウやユリノキ並木の黄色、カエデやブナの落葉色に妙に気持ちが落ち着く季節です。あ、銀色の穂が鈍く輝くススキの群生もいいですね。日本ならではの秋風景です。

 

101116_3 

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2010年11月12日 (金)

『ラインの黄金』@METライブビューイング

101110rheingold 恒例のMETライブビューイングの2010-11年シーズンが始まりました。幕開けはいきなり真っ向勝負の超ヘビー級作品、ワーグナーの「ニーベルングの指輪」から『ラインの黄金』です。

実はこれまでワーグナー作品というのは所謂「聴かず嫌い」に近いものでした。ドイツ、ヴィスバーデンの歌劇場で比較的親しみ易い「タンホイザー」と「マイスタージンガー」を観たことはあるものの、指輪シリーズでは1977年のバイロイト音楽祭(ブーレーズ指揮)と1990年のMET(レヴァイン指揮)での映像作品の一部に接した程度で、その押し寄せるような音楽の力には圧倒されるものの、全曲を聴き通す忍耐力の不足、舞台上の歌手たちの動きの少なさへの飽き、ゲルマン民族精神世界の優越性への共感の欠如などから一定の距離を保ってきました。

しかし、今回の『ラインの黄金』は実に素晴らしかったです。まず、舞台装置が圧倒的です(演出はR・ルパージュ)。場面の切り替えと装置が動く度に見とれているうちに、2時間40分があっという間に終わってしまいました。オペラ(楽劇)というよりは、まるでイリュージョンの世界です。相変わらず動きの少ないヴォータンとフリッカですが、ラインの乙女たちの空中ショーや火の神ローゲの色彩効果などに目を奪われます。また巨大な板状の装置が、ある時はライン川底の岩礁を、ある時は荒涼とした大地を、ある時は地下洞窟へ通じる長い坂道を、そしてラストでは虹色に輝くヴァルハラ城を見事に表現する様には驚かされました(ちなみにこの装置は次作「ワルキューレ」以降にも使用されるよう設計されているとのこと)。

で、肝心の音楽ですが、ワーグナー作品の歌唱については論評する立場にないため割愛するとして、レヴァイン指揮のオーケストラはむやみに気負うことも、咆哮することもなく、また耽美や官能性を強調することもなく、むしろ柔らかく温かみのある音楽を聴かせてくれました(装置が目立ち過ぎたためにそう感じたのでしょうか?)。またそのこと(すなわち音が力任せにならないこと)が、台本の内容や劇の進行への理解をいっそう深めたように感じました。私の中でワーグナー作品への印象がかなり良い方向に振れたようです。ちなみに東劇の音響も昨シーズンに比べて更に改善されていたように思います。

こうして、今シーズンの幕開け作品は大満足で終わりました。引き続く諸作品も楽しみですが、とりわけ最終(来年6月上映)の「「ワルキューレ」と来シーズンの「ジークフリード」と「神々の黄昏」がいっそう待ち遠しくなってきました。

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