J1第4節 鹿島VS山形 @カシマスタジアム
晴れ、気温11度、湿度40%と、この季節としては絶好のサッカー日和でした。山形も健闘しましたが、結果は鹿島が3-1と危なげのない勝利。後半26分の山形の反撃の1点はMF増田からの技ありのループパスをFW田代が頭で決めるという今シーズン鹿島からレンタル移籍した二人の連携によるもので、観客席はむしろ「良くやった」という温かい反応でした(まるで紅白戦?)。鹿島ファンによるこの二人の活躍への大きな期待が窺われます。ひとつは競合チームとの試合での勝利への貢献、もうひとつは実力向上を果たした上での帰還です。
試合の勝敗は前半に鹿島が2-0としたところで決まってしまいましたが、今シーズン初先発を果たしたDFイ・ジョンスとMF遠藤の活躍により鹿島というチームの人材の豊富さに改めて感心します。鹿島の素晴らしさはゲームを上から俯瞰をすることでいっそう良く理解出来ます。縦横にポジションを入れ替えながらも陣型とマークを崩さない組織サッカーに加えて、攻守の切り替えの速さ、ボール際の強さ、司令塔小笠原による緩急の組立、更に臨機応変のひらめきが加わるのです。
この数試合、本山とガブリエルの離脱により遠藤が脚光を浴びていますが(加えて、先日のACLで初出場を果たした小谷野)、彼らの復帰後、特に攻撃的MFのポジションでチ-ム内競争がますます激しくなりそうです。場合によっては攻撃的MFの競演となる4-2-3-1の布陣なども試してもらいたいものです。いずれにせよ、過密日程を乗り越えるに十分な戦力が整いつつあり、リーグ戦とACLの両制覇に期待です。次の火曜日(4/30)には中2日でインドネシアでのアウェイ戦です。マルキ、内田、中田は帯同から外して休ませたいぞ。
ところで、遠藤康ってジャルジャルの福徳に似てる・・・。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント