2009年の忘備録
2009年が暮れようとしています。
今年の最大のニュースといえば何といっても政権交代でした。この夏は日本中が一種の熱病に浮かされていたように思います。その喧騒から3カ月が経ち、一向に進まぬ改革と、鳩山・小沢両氏の不明朗な資金問題に国民の期待が急速に萎みつつあるのを感じます。
しかし、例えば普天間米軍基地問題でいえば、マスコミの「日米関係が危ない」という近視眼的なキャンペーンに惑わされて拙速、かつ利権絡みの辺野古への移転案を安易に踏襲してはならないと思います。むしろこれを機に、沖縄と日本国内を米軍基地だらけにしてしまった50年目の日米安保を見直す最大のチャンスが訪れたといえるのでしょう。新政権の向かう先をもう少し見守りたいと思います。
さて、下記は自分への2009年の「忘備録」です。今年もまとまりのない一年でした。読書はもっぱら図書館から借りる気楽な歴史エンターテイメント、次第に難しいものが苦手になってきました。観劇やコンサートを増やしたいのですが予算が・・・。
では皆さま、良いお年をお迎え下さい。
<2009年に読んだ本>
「超ひも理論」 広瀬立成 PHP研究所
「私にとっての20世紀」 加藤周一 岩波文庫
「戦争と平和・それでもイラク人を嫌いになれない」 高遠菜穂子 講談社
「本当のアフガニスタン」 中村哲 光文社
「事件」 大岡昇平 新潮社
「小説 大逆事件」 佐木隆三 文春文庫
「史記 武帝紀」1-2 北方健三 角川春樹事務所
「張騫」 塚本青史 講談社
「三国志」 全巻 吉川英治 講談社文庫
「曹操残夢」 陳舜臣 中央公論新社
「耶律楚材」 陳舜臣 集英社
「林蔵の貌」 北方健三 集英社文庫
「菜の花の沖」全巻 司馬遼太郎 文春文庫
「功名が辻」全巻 司馬遼太郎 文春文庫
「歳月」上下巻 司馬遼太郎 文春文庫
「十一番目の志士」上下巻 司馬遼太郎 文春文庫
「士魂商才・五代友厚」 佐江衆一 講談社文庫
「武揚伝」上下巻 佐々木譲 中央公論社
「帰らざる荒野」 佐々木譲 集英社
「信長の棺」上下巻 加藤廣 文春文庫
「秀吉の枷」上中下巻 加藤廣 文春文庫
<2009年の観劇・コンサート>
ロシアナショナル管弦楽団 プレトニョフ(C)、川久保賜紀(V) 東京文化会館
「ウェストサイド物語」 来日公演 オーチャードホール
<2009年の美術館>
箱根仙石原「ガラス博物館」
「忘れえぬロシア展」東急文化村ミュージアム
<2009年のスポーツ観戦>
J1第33節 鹿島アントラーズ vs. G大阪戦
<2009年の映画館>
<2009年のblogアクセスページトップ5>
「METライブビューイング」関連
「山下りん」関連
最近、かつて良く眺めた風景が懐かしい。
| 固定リンク
| コメント (6)
| トラックバック (2)
最近のコメント