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2008年11月 9日 (日)

続・タシケントから

この地では珍しく数日間続いた雨の日から一転して今朝は気持ちの良い晴天です。南の方角に見える山並みはパミールに繋がる数千メートル級の支脈です(写真は先週のものですが)。

尚、タシケントから東に山を越えるとフェルガナ盆地に入ります。そこは北半分を天山、南半分をパミールの支脈に囲まれた文字通りの盆地で、やはり晴れた日には周囲を数千メートル級の山並みが囲んでいることが確認できます。フェルガナ盆地は両山系からの雪溶水に恵まれた肥沃な土地で、漢の武帝の時代には「大宛」という豊かな国であったことが記録(史記)にも残されています。

一方、この国の西半分は土漠地帯がほとんどを占める荒涼とした地域です。しかし、やはり天山とパミールを源とする両水脈によって奇跡的なオアシス都市が出現しました。サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ、シャリサーブス・・・といったオアシス都市は破壊と再生を繰り返しながらも今なお隊商が往き来した時代の面影を深く残してくれています。

その土漠地帯に眠るエネルギー資源を求めて現代の隊商、いやジェット機に乗ったビジネスマンたちが続々とこの国を訪れています。数千年間にわたって培われてきた歴史が文化や暮らしがあっという間に塗り替えられてしまうのでしょうか?

81109tashkent

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