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2007年11月10日 (土)

EAGLES『LONG ROAD OUT OF EDEN』

71110longroad_2 イーグルスによる28年振りの新曲アルバムが発売されました。 イーグルスは軽快なカントリー&ロックのサウンドに乗って1970代に一世を風靡したバンドです。「Take It Easy」「Desperado」「New Kid in Town」「Hotel California」など多くの不朽の名曲を残しました。その絶頂期に一旦解散したものの、1994年に再結成ツアーを行い、その時の模様を収録したDVDHell Freezes Over」は実に感動的なコンサート映像となっています。

それから更に13年の時を経て、今回の2枚組新曲アルバムが発表されました。ドン・ヘンリー、グレン・フライといった団塊世代の中心メンバーは不変です。そして流れ出てくるのはあの懐かしいカリフォルニアサウンドでした。

実は自分にとってイーグルスが良いと思うようになったのはかなり後になってからでした。1970年代は主にクラシック音楽に傾倒しており、ロックやアメリカンポップスからは距離を置いていた時代でした。しかしカントリーだけは例外で、LP(当時は)を集めたり、米国出張を利用して聖地ナッシュヴィルのGrand Ole Opry Showを見に行くなど、かなり積極的でした。そして多くのカントリーシンガーの中でカントリー&ロックあるいはカントリー&ポップスと呼ばれるジャンルの中にいたのが今もなお大好きな歌手の一人、リンダ・ロンシュタットです。彼女が純粋カントリーシンガーともいえるエミルー・ハリスやドリー・パートンと共に美しいハーモニーを聴かせるアルバム「Trio」は今でも自分にとっては名盤中の名盤です。(リンダ紹介のページはここ

そのリンダ・ロンシュタットの三作目のアルバム「LINDA RONSTADT」(1972)のバックバンドとして集められたのがドン・ヘンリーら後のイーグルスのメンバーでした。リンダとの録音とツアーを終えてただちにイーグルス結成となったようです。以降のイーグルス、そしてリンダの活躍ぶりは言うまでもありません。

さて、今回の新アルバムも各人のソロをバックコーラスが支えるというイーグルス・サウンドが満載です。決して革新的という訳ではなく、政治的メッセージもありませんが、穏やかで軽やかなリズム、親しみやすいメロディ、美しいハーモニーとアコースティックな響きを基調としたサウンドは現代のロックシーンではほとんど味わえない安心感を与えてくれます。

次にはリンダとの36年振りのコラボレーションを期待したいものです。

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コメント

YASU47さん
初めまして!
イーグルス、リンダ・ロンシュタットと共通する部分がおおいので初コメントさせてもらいました。このアルバム聴いてほんと懐かしかったですよ。30年前にタイムスリップするのにそう長い時間は必要なかったです。最高のアルバムです。

投稿: おんが | 2007年11月12日 (月) 23時01分

おんがさん、コメントありがとうございます。
ルーツを同じくするイーグルスとリンダの両方が好きというファンは多いと思います。リンダはその後、スタンダード、カントリー、メキシカン等々、様々の分野に進出していますが、やはり帰るところはカリフォルニアサウンドのように思います。
おんがさんはギターを弾かれるのですね。尚のことイーグルスへの想いは深いことでしょうね。

投稿: YASU47 | 2007年11月13日 (火) 00時50分

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