茅ヶ崎
所用で茅ヶ崎に出かけました。物心がついた頃から子供、少年時代を過ごした思い入れの深い街ですが、今では同窓会のある時くらいにしか訪れなくなってしまいました。 かっては、毎夕の如く犬の散歩で訪れていた海岸にも久しぶりに出てみましたが7月の末とは思えない長梅雨の曇空の下、例年の真夏の賑わいとは程遠い風景でした。江ノ島は遠くに霞み、えぼし岩の寒々しい岩肌には白い波が打ち寄せていました。しかし、自分にとって、茅ヶ崎の海の原風景とはむしろこんなものです。何の変哲もない殺風景な浜辺に佇みながら過去への物思いに耽る贅沢さをしばし味わいました。
すっかり有名になった浜料理の店「えぼし」は近海で捕れた魚料理が自慢の店です。確かに美味しいです!200種類を越えるメニューの豊富さは普通の磯料理店の比ではなく壮観です。お奨めはやはり地元の新鮮なアジ(刺身、たたき)、いわし(刺身、つみれ汁)、キス(てんぷら)、しらす(生、てんぷら)といったところでしょうか。僕が茅ヶ崎に住んでいた頃はこの店は未だ存在していませんでした(創業26年とのこと)が、今では駅前店(店名「赤い魚」)や海老名支店、デパート売り等に拡がっています。たまに茅ヶ崎に用事が出来たときには必ず寄ることにしています。
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